マーク・ゲイン著「ニッポン日記」より⑤アイゼンハワーとマッカーサー

1946年5月11日 

総司令部内には「アイク」に対する愛情はかけらにだにない。マッカーサーがとにかくヨーロッパの戦場を決して望まなかったのは、連合軍の数が多くて戦争遂行の仕事はずっと厄介だったからだ、というのが通説である。しかし、(マッカーサー)元帥の幕僚の語るところは「しかし、”おやじ”だったらアイゼンハワーのように英国に屈服しちまうようなことはなかったろう。アイゼンハワーはおしまいには英国の手先になってしまった・・・だから、英国人たちは彼が好きなんだ。」というのである。ここ東京の軍人たちの神経質な考え方によると、アイゼンハワーは今次大戦史上にマッカーサー元帥とその地位を争う人であるばかりでなく、次期大統領選挙の競争相手でもあるというのだ。

閑話休題:

マッカーサーはアイク(アイゼンハワー)との競争に負ける。大統領候補にすらなれなかった。


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