神保町散歩②レコード購入成果(釣果)

4月14日、お茶の水、disk unionで購入したレコード:

① The best of Kenton Presents(Capitol) 1971年日本の東芝製造  ¥380 

   Bob Cooper sextet

   Serge Chaloff sexret⇒既存コレクションと重複

   Boots Mussulli quartet⇒既存コレクションと重複

   Frank Rosolino quintet

 ※すべて1954~55年録音。Bob Cooper sextetのHoward Robertsのギターだけで もこのアルバムを買う価値あり。正しくThis is west coast jazz。

②③A jazz holiday(MCA) 1973年米国MCA製造 2枚組 ¥480

  Benny Goodman & his biys,clarinet solo

  Red Nichols & his five pennies

  Adrian Rollini & his orchestra⇒既存コレクションと重複

  Joe Venuti-Eddie Lang all star orchestra

 ※いずれも1920年代~30年代初頭の録音。全曲でGoodmanがソロを取る。Goodmanの1920年代の演奏は珍しいから購入。Adrian Rolliniも好きだが、購入したものはすでに持っていた。Lreonard Feather seriesと銘打ってあるのだから、Leonard Featherのコンピレーション、選曲なんだろう。聞きながらおかしいな、と思ったら、なんと、2枚組のアルバムで1面、4面のカップリング、2面と3面のカップリング。多分ミスだろう。アメリカ人はこういうものを堂々と売るからすごい。そう言えば、昔「わら」みたいなものが練り込まれたレコードもあった。これもアメリカ製。日本人は自分が製造するものに神を宿らせようとと思って大事に作ってたね。アメリカ人は食うためにしかたなく働く。

1930年頃の音楽って古くさいと言えば古くさいが、優雅というか典雅。特にクラリネットという楽器は1930年前後の音楽にピッタリの相性。

④Winners all ! 28th anual Down  Beat Jazz Poll(Verve)1961年?米国Verve製造 ¥580

  Count Baise

  Oscar Peterson

  J.J. Johnson

  Jimmy Smith

  Stan Getz & Charlie Byrd

  Ella Fitzgerald

  Ray Brown

  Herbie Mann

  Gerry Mulligan & Paul Desmond

  Buddy DeFranco

  Milt Jackson

 ※Down Beatというアメリカの音楽雑誌の1961年?の人気投票で1位(Poll Winner)になった人たちの演奏。それぞれレベルの高い演奏。コンピレーションでこれだけ”スカ”がないアルバムも珍しい。一番印象に残ったのはJ.J.Johnsonのセッションで、ステディなドラムを聞かせたWalter Perkins。

⑤⑥Modern Jazz Gallery(KAPP) 1993年?日本のビクター製造 ¥1100

 ※全部1956年の録音。印象深かったのは、初めて聞いたJohn Townerの軽妙華麗なピアノ。ライナーノーツに「Johon Townerとは、映画音楽の世界で活躍しているジョン・ウィリアムスその人である」というくだりを発見。”なかでも『The John Towner Touch』は滋味あふれる名盤として、ピアノファンの間ではつとに有名”とも書いてある、早速Amazon他ネットで調べたが売っていない。俺のコレクター魂に火が付いた。このレコード/CDの探索が続くだろう。このレコード/CDなら¥2000でも買う。こういうのを俺は”芋づる式”と呼ぶ。コレクターの病気・・・思い続ければいつか、必ず手に入る・・・昔はレコード探しは自分の足でレコード屋に行ってやった。今やネットでちょちょいのちょいだ。これを楽になった、進歩だ、と言うべきか?はたまた退化と呼ぶべきか?(”KAPP”というマイナーレーベルから出ていて、あまり出回らないのか?「幻の名盤」てやつだ。)正式にはJohn Towner Williamsと言う名前。スピルバーグなんかと仲がいいということは、彼もユダヤ人か?

⑦⑧Live Unreleased Highlights From 1956,1958,1963(Columbia)   ¥680

1983年米国CBS製造  :既存コレクションと丸々重複

⑨THE VARSITY SESSIONS VOL. 1(Storyville)  1975年 日本テイチクレコード製造 ¥480 :これも既存コレクションと丸々重複

結局9枚買を3700円で買って、4枚分くらいはすでに持っていたということ。1枚300円~500円で売っていると、ついつい、こういう乱暴な買い方になる。あまり本意ではないが、一方、5枚を3700円で買ったと思えばいい、とも。最大の発見はJohn Towner Williamsだった。

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