4月16日のNHK素人のど自慢で
俺の大好きな女子アナ、廣瀬智美が司会をすることになった”素人のど自慢”を見た。場所は熊本県・宇土市。番組が始まってすぐ、関心は廣瀬智美ではなく、ゲストの水前寺清子に。というのは、ちゃんと立ったり歩いたりできず、判断能力も衰えていたように見たから。水前寺清子自身が悪いとは思わない・・・自身に判断する力はもうないのではないか?・・・周囲(事務所)とNHKが悪い。地元だからと安直な判断なのか、それとも、「これなら大丈夫だろう」という判断があったのか?芸能人たるもの、歌う能力もさることながら、姿勢を保つのもギャラの内だ。番組終了前チャンピオンを選んでいる際中、水前寺清子が衰えた声で「365歩のマーチ」を歌う姿、そしてそれを喜ぶファンを見て、「そうか、地元の根強いファンにはこんな水前寺清子でも来てくれれば嬉しいんだ」とも思った。しかし、水前寺子自身及び熱狂的なファンだけにとっては喜ばしいかも知れないが、それ以外の人間にとっては見苦しい。
俺は顔(頭)を垂直に上げられず地面に向けたまま腰を曲げてゆっくりとしか歩けない老人を見ると、「こういう姿を晒して人前を歩くのは美しくない」と思う。損得や善悪ではなく、美醜が先に来る。まあ、人にはそれぞれ事情理由があるから他人のすることにはとやかく言わないが、自分がそうなったらみっともない姿をさらして外を歩くことはしたくない、と強く思う。美しくないものを見せて人様に不快感を与えるし、早く歩く健常者に迷惑をかける。水前寺清子同様、そういう状態になったどうかは自身では判断できないだろう。そういう判断をしてくれる仲間、周りの人が必要だ。だから上さんには、俺が死ぬまで生き続けることはもちろん、正常な判断力を維持してもらわないと。
最近見かけなくなったが、ジムで筋トレのマシンとマシンの間を徘徊するように移動する年寄も同様だ。
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