裁判所が裁判記録を捨てちゃった件
裁判所が保存すべき記録文書を捨てちゃった事件。たしかに裁判所は悪い。それは文書保存ルールを守ってないから。ことの本質はその一点だ。ところが、裁判所に文句言おうとする皆さんが、息子が殺された父親を引きずりだして裁判記録がなくなったことに対する「憤り」を語らせる。筋が違う。というか、ミスリード。話が被害者あるいはそのの遺族・家族の感情の問題にすり替わってしまっている。遺族の感情でなくて、ルールを守るべき裁判所がルールを守らなかったことに「憤る」べき。
そのそも裁判官や官僚は人間の感情なんかに左右されず、ルールに基づいて冷徹に右から左へ処理をするのが仕事。裁判官や官僚が法律を無視して感情に左右されてことを処理したら大変だ。本件も、「これを捨てたら被害者その家族遺族はどう思うだろう?」なんて想像力を働かせてはならない。民主主義の根幹たる「法による支配」が成り立たなくなる。
マスクをつける、つけないも、感染予防効果について”科学的な”検証はなされないまま、「もうそろそろ」てな感じで「義務じゃなくてもいいか」だ。政府は国民の感情に配慮して科学も法律もへったくれもない。中国に対して「法治国家でない」なんて言う資格があるのか?
俺が言いたいのは、肌の黄色い人種は民主主義や法治国家なんて似合わない、ということ。科学もロジックも法も無関係に、感情や施政者のご都合で政治が行われる、それでいいんじゃないか?肌の黄色い人種には法や科学やロジックより大切なものがある。
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