グーグルで検索すると「きたき」で「北九州成人式」が出る
数年前まで北九州市の成人式に集まる新成人の奇抜な格好、奇矯な言動がTVで紹介されていたが、一昨年辺りからあまり取り上げられなくなったように思う。北九州の成人式もまともになったのかな?などと思い、グーグルで検索しようとして「きたき」まで行ったところで「北九州成人式」が候補の一番上に出た。検索した結果は今年も相変わらず奇抜な新成人の映像ががたくさん出ていた。1990年代何年か北九州にいたので北九州の話題は気になる。
北九州と言うとブルーカラー、一本気、一途、任侠、意地っ張り、照れ屋、へそ曲がり、偽悪…といった言葉が思いだされる。面倒見の良いおばちゃんという印象もありつつ、片一方では芯に硬くて頑ななものを秘めている…俺は決して嫌いではない。もともとそういう傾向があったところに明治時代の石炭工業や鉄鋼業が輪をかけたという面もあったと思う。成人式の若者の突飛な姿、行動もそういう北九州の風土、性格が反映されているように思う。
今年の北九州の成人式では晴れ着に墨汁をかけるという事件が起きた。これは北九州の人間の風上に置けない行為。残念だ。
最近流行の「心理的安全性」だとかダイバーシティーとかとは対極。そんなこと、わざわざ言葉にしなくたって北九州は北九州流に若者をかわいがってよそ者を受け入れる。ただし、かわいがって受け入れられる側に、何があっても譲らない芯・ひたむきさがないとダメだ。そして俺も北九州流がいいと信じる。芯・ひたむきさのない者に媚びるのは単なる甘やかしだ。
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