佳子様とジェンダー平等と天皇家
TV報道によると佳子様は「ジェンダー平等」を望んでいるようだ。さて、男系継承の天皇・皇室の伝統歴史はジェンダー平等か?天皇(家)の宗教である神道においては陰陽二元論で男神は陽、女神は陰となされ、太陽は陽で、月は陰だが、さて、天照大神は、太陽神だから男神だとか、平素の髪型は女だし機織り部屋で仕事をするから女神だとか、その性別を巡って様々な詮索がなされてきた。また古事記・日本書紀には天照大神の母親のイザナミが子供を生み落とすとそれが神々や日本の島々になったなどという記述もある。つまり陰陽二元論は男女の別・役割を定めるジェンダーそのもの。(どちらかと言えば男は馬鹿乱暴なのに対し女の方が賢い偉いという描き方)佳子様はこれを否定するのか?ジェンダー平等論は、日本のジェンダーの起源と言ってもよい古事記・日本書紀、神道、ひいては天皇家の祖先、天皇家の正統性を否定するものだが、立場上、皇室の方がそんな発言をしていいのか?それとも天皇の姪だし、流行のリベラルな発言くらい大目に見ろ、ということか?本当のリベラルならまず、真っ向から天皇制を否定して皇室を出るべきだろう。皇室にいながら天皇制否定発言をするのは、気候変動を起こす文明の恩恵を受けながら気候変動を止めろと言うだけのグレタトゥーンベリと似ていないか?
聖書もジェンダー満載というかジェンダーの起源。アダムの妻としてアダムの肋骨からイブが作られ、二人は禁断の木の実を食べて知恵がつき、男女の別を恥じるようになり、また罰として女は出産の苦しみ、男は額に汗して働かなければ食料を手に出来なくなるという労働の苦しみを与えられた…キリスト教徒が素直に聖書を理解しているなら、ジェンダー平等なんて口が裂けても言えない。この点、日本人が憲法9条を素直に理解しているとは思えないのと同様。
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