MX TV「東京ホンマもん教室」11月26日(土曜) 台湾有事

  ゲスト伊藤貫さんの言うことはもっともでリーズナブルで怖くなるくらい現実的だった。

いわく:

中国が台湾を侵攻する場合、日本が尖閣諸島の領有権を主張したりすると中国は領有権を侵されたというような言いがかりをつけて、核攻撃も辞さないなどと日本を脅す。実際、核ミサイルを富士山の7,8合目とか北海道の誰も住んでないところを狙って飛ばしてくるくらいのことはするだろう。日本が中国から核攻撃を受けるならアメリカは日本を見捨てる…アメリカは中国と核戦争をする気はない…何故なら中国と核戦争すると中国の核ミサイルによって何千万人のアメリカ国民が殺される可能性があるから。日本の国防には核兵器が必須だが、アメリカ、特に国務省が日本の核保有を許さない。つまり、アメリカは日本を核攻撃から守る気はないし、従って日本が他国から核攻撃されないためには核武装して核抑止力を持つしかないが、それもさせない。アメリカは不道徳である。ウクライナ戦争がNATOとロシアの全面戦争になるようなことがあれば中国は台湾に手を出す。台湾有事を避け、日本が中国の核攻撃を受けるリスクを小さくするにはウクライナ戦争をやめてもらうことが一番いい。日本はそういう外交をすべきで戦争に加担し西側を応援するようなことは慎むべき。台湾有事は来年起こっても不思議ではない。

最悪のシナリオは、伊藤貫さんの言う通りだと思う。日米同盟なんあてにできない。気になるのはアメリカが在日米軍を見捨てるのか否かだ。日本としては在日米軍を人質に取ってアメリカに守ってもらうということはできないか?防衛の焦点を敵軍による空爆・上陸阻止に当てるのかそれとも核ミサイル防衛に当てるのか?核ミサイル防衛を主眼に考えれば在日米軍はアメリカにとって無用のお荷物になる。在日米軍撤退もありうる。在日米軍がいなくなるなら自衛隊を合憲にし、日本の核武装も許してもらえないか?(逆に、在日米軍撤退と同時に自力かつ独力での防衛を諦め、平和憲法に戻って自衛隊もやめて丸裸になるという選択もある)日本側から在日米軍撤退を持ちかけるのもいいか?問題は台湾有事が来年起こるのか10年先に起こるのか?来年起こったらどうしようもない。日本がミサイル攻撃されないためには尖閣だろうが台湾だろうが黙って中国のやりたい放題にさせるしかない。

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