中国のゼロコロナ政策反対運動

 中国であんなに習近平や共産党に文句言っていいのだろうか?それも顔出しで。またそれが海外メディアに流出してもいいのだろうか?すべて共産党の「やらせ」か?人民が共産党に反対するデモができるんだぞ、中国はそれほど自由で開かれた国だぞ、ということを国内外にPRしたいのか?いやあ、やらせではない感じがする。鴻海のi-phone工場での暴動の映像には警官と思われる人たちの乱暴な取り締まりの様子が映っていた。一連の暴動の映像はフェイクという可能性はないか?

暴動が真実だとすると、ゼロコロナ政策で自由に動けなくて不平不満がよっぽど募っているのか?日本にこれだけ伝わってくるのだから中国国内ではもっと激しい運動になっているのではないか?中国人は日本人のようにおとなしくない。反政府運動に火が付くとヤバイことになる。しかしITや監視カメラでガチガチに監視管理していたはずだが…デモする人たちはどう連絡とり合って集まったのだろうか?SNS・ネットを使って連絡とり合うのは当局に感知・把握される可能性大だが、何か抜け道を見つけたのか?それともSNS・ネットなど使わないで連絡を取り合ったのか?押さえつける力が強ければ強いほど反発力もでかいのか?

ウイグル自治区・ウルムチのマンションで火事が発生し、ゼロコロナ対策のため自由に逃げられなくて10名死んだという事故の映像があっという間に全国に広まったのがデモのきっかけになった、というのも意味深い。俺が中国に出入りしていた2005年頃、チベットやウイグルといった少数民族を力づくで押さえ込んでいることに無理を感じ、彼らが独立運動を起こして中国は分裂するかも、と妄想していたが長年そんなことが起こる気配は全くなかった。チベット・ウルムチでの力づくの統治がほころびてきているのか?若者の手が届かないところで習近平3期目という異例の人事が行われ、それに対する若者の危機感・反発がものすごいのか?

中国の歴史を振り返ると、被支配者(=百姓…ひゃくせい)は食うのに困らなければ反乱は起こさない。逆に言えば百姓が食うのに困れば支配者に反発し、権力の転覆(革命)を起こす。中国の歴史は革命の歴史といってもよい。コロナで中国の経済や産業や農業に深刻なダメージが起こっているのか?中国の成長が止まったことは確かだが、それ以上の深刻な問題が起こっているのか?中国共産党が1949年に天下を取って73年。73年で革命が起こるのは早すぎる感じもするが…もしかすると想像を絶する大きな地殻変動が起こっている?

アメリカが何かしてるのか?中国がおかしくなったらアメリカは嬉しいだろうが…

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