記念に買ったピーマンの消費
食材が信じられないほど安く売られていることがある。(通常価格の1/3、あるいは特売価格の1/2で…)例えば100g29円の鶏もも肉。3個70円のサラダ菜を買ったことがある。こういったものを見かけると、そういうバカみたいな値付けをした店に敬意を表し、また、珍しいものを見せてもらった記念として、その食材が必要かどうかに関係なく買わしていただく。
数日前に通常1袋100円前後で売られているピーマンが3袋98円で売られているのに遭遇し、記念に購入。1袋は娘に上げたが、さて、2袋残った。ネットで「ピーマン」と検索するとCOOKPADに「タモさんのピーマン」が紹介されていたのでトライしてみたら非常に簡単で美味しかった。ピーマンを縦に4~6ケに切り分け、サラダオイルで表裏軽く焼き色が付くまで焼いたら水、醤油、みりん、酒を同じ量加えてピーマンが少し「くったり」するまで加熱したら、だしの素を加えて完成。かつおぶしをかけて食す。
かみさんにも好評だった。さて残ったもう1袋のピーマンをどうするか?たまたま冷凍庫の底から冷凍臭くなってしまったような古いしらすを見つけたのでタモさんピーマンにしらすを入れることにした。つまり、しらすもピーマンと一緒に焼く。あとは全く同じでかつおぶし抜きで食すと、やはりうまい。
ここで俺のパプリカ、ピーマン料理のこだわりを記す。それは縦に切り分けた後、上のヘタに近い部分と下の部分を切り離し(手でちぎり取り)上部分、中間部分、下部分の3つに分けること。上の部分は中間部分と曲がってつながっていて、つながったままだと火通りが悪そうだし、下部は厚くて火通りが悪そうだから。火通りの良し悪しで加熱時間を調節。
俺はピーマン主役の料理って知らなかった。天ぷら、酢豚ではパプリカの添え物。青椒肉絲、回鍋肉でも主役の引き立て役という感じだし、1袋購入しても2人前では半分くらいしか使わない。このタモさんピーマンはピーマン1袋を丸ごと消費しようという料理。ここにピーマン主役料理を発見し、嬉しく思う。
閑話休題:
この「記念買い」で難しいのは割ってみないと分からない食材。くだもの、かぼちゃ等。実際「安かろう悪かろう」をつかまされたことがある。とは言うものの、価格が1/2~1/3だから、半分の確率で悪くないものに当たればOKだ。
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