香川照之問題からの連想
上さんのいい所、俺の好きなところだが、香川照之事件について「済んだことだし、そんなにほじくり返すことはない」と言って、正義を振りかざさない。全く同感。うちでは半沢直樹における怪演やカマキリ先生は非常に評判がいい。(カマキリ先生は寺田心君との掛け合いがよかったが、心君が中学生になってかなり魅力がなくなった)
芸人、役者、スポーツ選手、ホステス、売春婦…に倫理や道徳を求めるのは間違っている。こういう人達には特殊な才能があり、また、それを更にブラッシュアップするのに余念がない。彼らの能力向上、よりよいパフォーマンスには倫理や道徳という邪魔もの・タガを取っ払うべき。彼らは差別・隔離し、遠くから眺めるべきもの。「普通の人」はそういう奴らだ、と承知して舞台、TV、寄席、競技場、酒場、売春宿などの特別な場所で物理的もしくは心理的に一定の距離を置いて一定の時間、その特別な技術・才能の発現を味わうべき。
①麻薬と同じで「普通の人」が無暗に節制なく接触すると、中毒その他被害に会う。それを覚悟して彼らと接触すべき。中毒その他被害が嫌なら上述の通り距離を置いて短時間の接触にとどめるべき。
②隔離された「檻」の中で彼らは倫理や道徳をうるさく言われずに「自由に」ふるまうことが許されるべき。そうすることによってそのパフォーマンスが高まるから。分かりやすいのはドーピングするスポーツマン。相撲取りも相撲部屋という檻の中でエネルギー過剰接種というドーピングでああいう体格、強さが培われる。誰でも相撲取りはそんな”ドーピング”の結果、長生きはできないことを認めている。それなら他のスポーツもオープンにドーピングしたらどうか?どう考えたって東洋人は100m走で世界一になれるとは思えない。バスケットボールやラグビーで日本人が世界一になるとは思えない。これを打開する方法は2つ。一つは人種別競技にすること。男女別や体重別の競技は多いのだから、人種別だってあってもよい。もう一つの方法はドーピング解禁。相撲取りのように寿命を縮めてもいいから強くなりたい、早く走りたいという奴にはやりたいだけドーピングさせる。(ただし、どんなドーピングをしたのかオープンにする)そして100mを9秒ゼロで走るなんてことに挑戦してもらう。それはそれで見せ物として面白い。本人にはたくさんお金を上げる。そしてそんなドーピングをした結果、何歳で死んだという情報も開示する。
さて、香川さんからセクハラだか性暴力を受けたホステスが店のママを訴えたとのことだが、香川さんにはそれくらいのリスクがある(だからあのような怪演ができる)と心得るべきだし、そもそも歌舞伎俳優って素行が悪いのは周知の事実。彼女自身、プロのホステスなら香川さんの性暴力・セクハラに対抗する術を持っているべき。一方では彼女は客の男たちを中毒にしたり手玉に取ることも期待されるのだから。一言で言えばプロでない。いわんや、訴えるとは。自分の芸・技の未熟さを恥じるのが筋。逆に言えば、ホステスに騙されたりおもちゃにされて、いちいち訴えるような、無粋で馬鹿な客がいるか?できれば示談にしないで裁判にもっていって判決を聞きたかったネ。そうなると、その時点で香川叩きが起こったろうネ。そういう香川さん側の事情・心理を読んでわざとやらせて告訴してたんまり示談金を取ったのかな???…ホステスとしては失格だけど金儲け・詐欺師の才はあると、認めざるを得ない。香川さんにホステスを見る目がなかったのかな?それとも何をしてもホステスなんて泣き寝入りする、という油断・甘えがあった?それにしても何故香川さん自身でなく、ママを訴えたのか?このホステスが未熟な素人であることを承知の上で、危険な香川さんを押し付けた、そして事が始まった後も止めに入らなかったとすればママにも非はあるが…
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