初孫

 昨日、息子夫婦に女の子が誕生。(俺にとっては初孫)コロナ禍、LINEで送られてくる写真や音声を視聴するだけ。会えるのは早くて今週末あたりか?さて、孫というものはとっても(異常に?)かわいいと言われるが、実感はない。ただ無事産んでくれたお嫁さんに「ありがとう、やったぜ!ご苦労さん。」と言うだけ。

ところで、「産む」と「生む」の違いは?”日本語早わかり”(コトバの疑問が瞬時にわかる日本語解説サイト)によれば

産む:母体が卵や胎児を体外に排出すること

生む:それまでなかった(つまり新しい)ものを生じさせること

そうなると、この孫は俺にとっては「生まれた」と言うべき。何しろ初めての体験なんだ。孫が生まれた。

このサイト記載の「生む」の使用例の1番目が 「傑作を生む」 とある。もちろん、今度生まれた子供が「傑作」かどうかはこれからどういう人間に育っていくか次第だが、無事生まれた時点で、すでに息子夫婦の(特に嫁さんの)「傑作」と言ってよい。

神を信じない俺だが、ゲンは担ぐ。無事生まれるまでは誰にも息子の嫁さんが妊娠したことを言わなかった。自分の子供の時もそうだったが、嬉しい、めでたいからと言ってみだりに他人に言いふらすと安産に差し支えるような気がして。子供が生まれるときの、この心理はどう説明すればいいのか?思わず神様に頼る。(実際、水天宮に行ってお守りなど購入した)自分ではコントロールできないけれど、どうしてもうまくいって欲しいってことが長い人生の間に何回かある。そういう時は神様にでもお祈りするしかない。男なんて無力。初孫が将来も「傑作」でい続けるよう、水天宮にお礼参りに行こう。

さて、ジェンダー話。おととい、ゴルフ仲間に「ゼレンスキー大統領の『女子供は逃げろ。男は逃げずに戦え』という発言はものすごい男女差別発言だよね。俺は男女差別論者だからこの発言は正しいと思うけど、普段大きな声で男女差別反対と言ってる人たちからほとんど反論や非難がないのはおかしい」と言ったところ、「種の保存のためには男なんて優秀なのが一人いればいい。他の男たちは無駄弾。女はたくさんいた方がいい。」という声が。俺は思わず「そういう意味では戦争は意味があるかも。戦争で生き残った男は優秀だ、と言える」と。いくら反対されても人間は戦争をやめようとしない。つまり、理性で押さえつけようとしても押さえつけることのできないのが戦争(差別も同様)だが、戦争の効用、由来はこの辺りにあるのかも。

1億の精子が一つの卵子を目指す。一番元気のよい精子、運のよい精子、素早い精子が子宮の中で過酷なレースを勝ち抜いて卵子にたどり着く。いわば戦争。他のたどり着けなかった精子は無駄弾。子宮内で発生するこのメカニズムが民族と民族の間、国家と国家の間で起こるものが戦争で、一番優秀な精子を持った民族・男を選ぶレースだ、と考えられないか?どんな手を使ってでも勝とうとする民族というと、ユダヤ人か中国人が最強か?アフリカ系、ラテン系、日本人、スラブ系などはとても強いとは思えない。アングロサクソンやゲルマンは今までは強かったがこれからどうか?…ただし、運というファクターを別に考慮する必要がある。国際法だとかなんとか言ったって、勝ったもん勝ち。一方で受精すれば戦争は中断、受精卵は育まれ、子供が産まれれば、また、戦争がはじまる。これの繰り返し。

卵子は一生分がすでに女性の体内にあり、精子は毎日のように新しく作られるというのも何かを意味していないか?卵子は過去に縛られ、親と同じ遺伝子を持った子を作ろうとし、精子はさまざまな選択肢、変化を作ろうとする。卵子=女、精子=男とすれば男女は違う。これを同じだ、と言い張るのはかなりの詭弁というか、頭の体操、あるいは空想。

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