高校時代③(たばこ)

 高校3年の時、授業中に俺の所属していた「鉄道研究会」の鉄道模型だかなんだかが保管してあるところから出火、ぼやになった。火の気がないところなので、たばこの火の不始末が疑われた。このぼや騒ぎは俺のクラスの学級委員タイプの女子が非常ボタンを押したことで消防車が出動する騒ぎとなり、犯人探しがはじまった。(俺はこの女子がボタンを押すのを見ていたが、その後自分の身の上に何が降りかかってくるのかは知る由もなかった)

鉄道研究会とたばこ吸ってそうな奴、ということで俺の名前が挙がったらしい。俺は担任の教師に呼び出され、喫煙の事実を認めた。多分、ぼやの犯人でないことも言ったと思うが、記憶があいまい。(結局事件の”真相・真犯人”は俺は知らない)その、普段「エコー」を吸っている教師は俺に向かって「たばこはやめろ」と言った。俺は「おめえも吸い過ぎには注意しろ」とか「どうして高校生は吸っちゃだめでアンタはいいの?」「もっと高いタバコを吸えよな」などと思いながら黙っていた。

その晩、喫茶店で友人に慰められた。その時ペドロ&カプリシャスの「別れの朝」が流れていたことだけはよく覚えている。しかし、今、YouTubeで改めて見聞きするとペドロ&カプリシャスっていうグループもいかがわしい感じ。歌っていたのは前野曜子という歌手だが、あまりうまくない。その時はとても上手に聞こえたが…

それ以前もそうだったが、「学級委員」タイプの女は大嫌い。だから蓮舫以下、民主党の女子議員も大嫌い。民主党って男女別なくそもそも学級委員ばっかり。学級委員=「ごっこ」に興じる人。自民党にもいるし、M&Aに興じる会社の経営者も。もちろん、”文化人”と呼ばれる人たちにも…この手の連中がTVに出てくると俺は「馬鹿野郎」などと叫んでしまう。民主党政権の時は日本中が学級委員全盛だった感じ。Political Correctnessとかダイバーシティーって正しく学級委員。アメリカの禁酒法も学級委員。お笑い芸人にウクライナ戦争を語らせるのは「ごっこ」が過ぎる。

この騒ぎの後、同じ高校に通っていた従兄弟が俺の母親に、俺がぼや事件の犯人で教師につかまった、と言いつけたらしい。しかし、母親がそのことを俺に告げたのはずっと後だった。つまり、母親は知っていて黙っていた(黙っていてくれた)ということになる。粋なことをしてくれたもんだ。父親は知っていたのか、聞いとけばよかった。親父は知ってても黙ってただろうな。きっと。

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