旬を食す
たけのこご飯、そら豆の茹でたの、国産ホワイトアスパラガスのレンチンしたの…春らしい料理。八百屋で食材を買ってきて料理。残念ながら全てあまりうまくない。たけのこは1回圧力鍋にかけて一晩おいてから炊き込んだ。(食べる前に娘夫婦に半分あげた。)食べると少し固い。タケノコらしい香りがない。つまり、春を感じない。選んだたけのこが悪かった。見た目は良かったが安物だったから?古いのかも。そら豆はまだ早すぎるか?これも本来の香りがない。(ちなみに色川武大さんは豆好きで、中でもそら豆のゆでたのを”豆の王様”と呼んで大いに好んだ。)ホワイトアスパラは国産は初めて。輸入品より細くて安いが、根本の方が筋張って固い。ホワイトアスパラはうまく調理できたためしがない。
白エビ、メキシコ産グリーンアスパラ、パプリカ、ピーマン、竹輪、ごぼうの天ぷら。白エビは富山の人の自慢の食材。富山と言うと他にホタルイカ、ブリなどが名物だが、ホタルイカ、ブリとも特別うまいとは思わない。(富山にはブラックラーメンなどというゲテモノもあるが食べようと思ったこともない)白エビは富山の人に食べさせてもらっって気に入った後、富山に行くたびに駅前の立ち食いソバ屋で白エビのかき揚げの乗ったソバを食べた。それほど好きなので白エビが売っていれば迷わず買う。昨日も、スーパーで売ってたので値段も見ないで買ったら、約100匹入りのパックが¥1280だった。これを20匹ずつに分割して天ぷらにして食す。まず20匹を天ぷらにし、残りの80匹は20匹ずつに分けて冷凍。他のネタはサツマイモ、竹輪(磯部揚げ)、パプリカ、ピーマンが普通。価格的にも見た目にもいいサツマイモがなかったので、今年2回食べてうまかったメキシコのアスパラ、ピーマン、竹輪、1本¥100のごぼうを購入。パプリカは本来大きいのが¥98でないと買わないのだが、禁を破って¥198のものを購入。
白エビは口の先の硬いひげを切り落とし、かき揚げでなく、一匹ずつ。うっかりして大根がなくなっているのに気づかなかったので麺つゆとおろししょうがの天つゆ。揚げ油はサラダオイル3に対してごま油1。うまかったね。すべてうまかった。ちょっと肉厚のピーマンとパプリカのみずみずしさ。1/4に割って揚げたごぼうの歯ごたえ、アスパラの柔らかさ。白エビ独特の控えめなエビの香り。
白エビは大きさで言うと甘エビと桜エビの間くらいの大きさ。色は白っぽいピンク。4月から取れ始め、秋まで。冬は取れないらしい。ちょうど出回りだしたところ。冬の間、食べられなくて寂しかった。
我が家では天ぷらは2回に分けて食す。1回目は揚げたての天ぷらだけ。翌日2回目はうどんと一緒に。寒ければ温かいうどん。暖かければぶっかけあるいはつけうどん。宵越しの天ぷらではパプリカが一番うまいと思う。
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