鴻上尚史さんも相変わらず面白い
AERA DIGITALに
洗濯物の山を無視して「何か手伝おうか?」と聞いてくる夫にストレス… 夫の想像力を育てたい50代女性に、鴻上尚史がすすめる“エンパシー”の伸ばし方
エンパシーは、「共感力」なんて訳されていますが、共感する必要はありません。正確に言えば「相手の立場に立つ能力」のことです。
一度、この連載で解説しましたが、『シンデレラ』の物語を読んで、「シンデレラはかわいそうだなあ。がんばったなあ。幸せになってよかったなあ」と感じるのは、シンパシーです。
でも、「シンデレラの継母は、どうしてあんなにシンデレラをいじめたんだろう?」という理由を考えられるのがエンパシーです。
「シンデレラの継母は、結婚するまでシングルマザーで二人の子持ちだった。だから、結婚してやっと経済的に助かったと思ったら、シンデレラの父親は稼ぎのない甲斐性なしだった。だから、その怒りをシンデレラにぶつけたんじゃないか」とか「シンデレラの継母は、自分の娘たちとシンデレラの容姿の違いをはっきり分かっていたから、お城に連れていかなかったんじゃないか」とか「シンデレラの継母は、シンデレラの実母に対して嫉妬していて、その感情をシンデレラにぶつけたんじゃないか」とか「シンデレラの継母は、シンデレラの若さと美しさに単純に嫉妬していたんじゃないか」なんてことです。
もちろん、真実は分かりません。シンデレラの継母にインタビューすることはできませんからね(笑)。
日本人はずっと「シンパシー」で行動してきました。
「自分の嫌いなことは人にしないように。自分の好きなことを相手にもしてあげよう」。これらはすべてシンパシーです。
>>さて、俺も上さんが何をして欲しいのかなんて考えられない。もう少し言えば、考えるべきではない、とすら思う(恥ずかしい、沽券にかかわる)。一方で、上さんから文句・小言を言われると「何故、この女はこんなことを言うんだろう」と考えることは多い。
多様性ってややこしい。相手のことを理解しようとすることは大事だ。これは俺も認める。だが、理解して相手の気に入るように言動をコントロールするのは憚られる。Inclusionてやつは嫌だ。もっとも、上さんの事なんて、理解しようとして理解できない。それでもあきらめず理解しようと思い続ける・・・
俺は志ん生の落語みたいな、上さんに小言を言われた後、熊さんだか八ぁんが、独り言で「あの女は図々しいから生涯うちにいるよ」がいい。上さんの希望することはめったにしない旦那。それでも「図々しく生涯離うちにいる」上さん・・・理想ではないか??
理解しようにも理解できない者同士がケンカしたり小言を言ったり言われたりしながら生涯離れない・・・理想だ。多様性の極致だ・・・これって、意識高い系、Wokeにはわかんねえだろうなぁ。
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