ウディアレンの名前を聞かなくなって久しい

 ふと、なぜウディアレンの名前を最近聞かないのかな?と思ってネットで調べてみたら# me tooでやられたらしい。そういえば日本でも去年から何人かやられたね。その仕上げ?が香川照之だ、と考えると片のついた話を今なぜ蒸し返すのか?も分かるような気がする。

さて、わがアレンさん。1935年生まれ。今年87歳。もういい年だから新作も作らない(作れない)のかな?#me tooだけでなく、ハリウッドと仲良くなかったからなかなか復活は難しいだろうね。

しかし、女癖とか、セクハラとか、性暴力などというのとはアレンさんは次元が違うね。これもユダヤ人だから?なんてすぐ言っちゃう。一番すごいのは仲良くしていたミアファローの養女とできちゃって結婚しちゃったり、別の養女(7歳)の陰部を指で触ったと言われて裁判沙汰*になったり…でも、面白い映画作るからいいよ!(だけど# me tooでご法度になった…)ユダヤ人らしいシニカルで暴力的で自虐的でドライな映画。捨てがたいね。1986年の「ハンナとその姉妹」は仲良かったころのミアファローが主役のハンナ役。この映画で自殺願望の男を演じるアレンが「自分が自殺すると両親が悲しむから、まず両親を殺しとこう」と言う。このセリフ2022年の夏、渋谷で見知らぬ母子を刺した女子中学生の「両親を殺すと弟が悲しむから弟も」って言うのと似てる。36年前にこれを言ったアレンを褒めるべきか、36年後にアレンの域に達した女子中学生を畏れるべきか?

*この裁判はウクライナとロシアの情報合戦と全く同じ。被害者の養女は「やられた」と証言したのだが、アレンは「それはファローに吹き込まれたからだ」と反論。結局事実は分からずじまい。だけど、アレンの前科前歴がひどいので「悪役」のロシア同様、皆さんに指弾されちゃった。

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