日本は奇跡的に滅んでないだけ
All Aboutに武田一顕さんが「日本は奇跡的に滅んでいないだけ」。攻撃的な習近平政権の裏にある「強烈な被害者意識」と、アヘン戦争以来のトラウマとは? 賢い人間10倍、悪人は100倍……元TBS記者が説く、隣国を「正しく恐れる」ための視点。として投稿。
>>以下は途中までかなり妥当でまともな意見だ。中国・中国人というものを正しく理解する助けになる。ただし黄色で塗りつぶした部分は怪しい。最後に、中国と戦争しちゃあいけない、という怪しい結論に持って行きたいからだ。
以下引用:
南シナ海、東シナ海、尖閣諸島に攻勢をかけてくる習近平の中国。誰もが恐ろしい国だと感じるでしょう。しかし、その裏には「いじめられてきた」という強烈な被害者意識が潜んでいます。
アヘン戦争以来、列強に蹂躙され、プライドを破壊された歴史。そして習近平自身も文化大革命で父が失脚し、下放を経験した過去を持っています。
日本は奇跡的に滅んでいないだけかもしれない——。中国通ジャーナリスト・武田一顕氏の著書『日本人が知っておくべき中国のこと』より一部抜粋・編集し、中国を「正しく恐れる」ための視点を紹介します。
習近平も「いつ殺されるか」と怯えている?
無表情で、南シナ海や東シナ海、尖閣諸島に攻勢をかけてくる習近平の中国を見れば、誰もが恐ろしい国だと考えるでしょう。
ただ、中国人にはルサンチマン(※弱者が自分のかなわない強者に対して抱く、怒り、恨み、憎しみ、非難、嫉妬などの感情)の考え方が根底に流れているように見えます。そしてそれは、習近平個人も同じです。
中国はアヘン戦争以来、領土を奪われ、人々は蔑まれ、列強にボロボロにされて、そのプライドは徹底的に破壊されました。そこへトドメを刺したのが、日本です。
同じアジア人でありながら、明治維新以来、富国強兵を推し進め、日清戦争で清国に勝利して台湾を奪い取りました。その後も1931年には、柳条湖事件をでっち上げて、中国へどんどん進出していきます。
北京や南京を日本に占領され、ここでも中国のプライドはへし折られます。数千年間、弟分くらいにしか考えていなかった日本に侵略されて、中国と中国人は日本を深く恨むようになります。
こうした、いじめられてきたという感情が、中国人の根っこにあるということを覚えておきましょう。
習近平個人にも、文化大革命で父親が失脚し、自らも下放によって地方での労働生活を余儀なくされ、若い頃にいじめられたという強い被害者意識に苦しんだ記憶があるのです。
彼は中国のトップに立った今も、いつ殺されるかもしれないという恐怖と日々闘っています。
中国国内でさまざまな恨みを買っているのは、ほかの国の指導者とも同じですが、アメリカと対立することで、アメリカから攻撃される恐怖もあります。
習近平に何度も会ったことのある私の中国人の知人が、こう話していました。
「アメリカは、自分の気に入らない他国の政権を転覆させて、その国の指導者を殺害してきた。イラクのフセイン、リビアのカダフィ、サウジアラビア出身のビン・ラーディン……中国に対しても、いつ何を仕掛けてくるかわからないのだ」
つまり、習近平とその側近たちは、「アメリカが中国共産党政権を転覆させようとしている」と考えているのです。
1989年に起きた天安門事件も、2014年に香港で起きた、いわゆる雨傘運動も、裏でアメリカが糸を引いていると、半ば本気で信じています。
賢い人間が10倍なら、悪人は100倍いる国
中国は、日本の約11倍の人口14億人を擁しています。単純に考えて、日本の10倍以上の賢い人間がいることになります。その中でもスーパー賢い人間が、何パーセントかはいるしょう。
賢い人間が10倍以上だとして、逆に悪いヤツはそれどころでは済みません。中国には、日本の100倍くらいの悪人がいるというのもまた真実です。
私も中国滞在中には、出資話などで何度か騙されています。1回の額は、数万円から十数万円でしたから、勉強代だと考えて諦めました。
私は中国古陶磁の鑑賞を趣味にしているのですが、中国では、とても精巧な贋物が作られています。
特に宋時代の、陶磁器の名窯である景徳鎮(けいとくちん)で造られた青白磁や同じく宋時代の耀州窯で作られた美しいオリーブグリーンの青磁は、骨董のプロでも騙されるほど精巧なものです。
お恥ずかしい話ですが、私もいくつもの偽物陶磁をつかまされました。
「悪貨は良貨を駆逐する」といいますが、中国で暮らすと、どうしても中国人の中の悪人のほうが目立ってしまい、中国人全体を侮るようになったりするものです。
しかし私は、中国人を侮ってはいけないと言いたいのです。
戦前戦後を通じて、中国は日本と比べると格段に遅れた状況にあり、中国と中国人を軽んじる風潮が生まれました。時代が変わった今でも、この風潮は消えていません。
私は幸運にして、中国の知識人と交際することが多く、彼らの優秀さに舌を巻くことが何度もありました。
歴史的に、様々な物や思想や制度を発明してきたアジア先進国の人々として、敬意をもって接することがまず必要なのです。とても当たり前のことなのですが……。
「勝てる」と見込んで何度も負けてきた国、日本
「彼を知り、己(おのれ)を知れば、百戦殆(あやう)うからず」
孫子の兵法の中で、最も有名な一句です。
日本では一般的に、「敵と味方との実力をはっきり知ったうえで戦えば、何度戦っても敗れることはない。」(『広辞苑』第七版)と訳されます。
この日本語訳の「敵」に当たる部分の原文は「彼」で、“敵”というより、“相手”のことをよく知れという意味でしょう。
日本は歴史上、隣の大国である中国を基本的には恐れてきました。それゆえ、中国の文化や制度を日本に取り入れようと、遣隋使や遣唐使を派遣しました。
しかしその一方、中国と戦争をして、幾度も亡国の一歩手前までいきました。
663年の白村江の戦いでは唐に、1590年代の豊臣秀吉の文禄・慶長の役(戦前には「朝鮮征伐」と呼ばれた)では明に、いずれも勝てると見込んで、朝鮮半島に軍を送り敗北しました。
1274年、1281年の元寇(蒙古襲来)では、元に勝てるだろうとの見込みで、迎え撃ちました。そして、前世紀の日中戦争の敗北です。元寇では、なんとか元軍を撃退しましたが、このとき占領された対馬などでは、当時の恐ろしさを、その後数百年にわたって語り伝えています。
たとえば元軍は、対馬で捕虜にした人々の手のひらに穴を開けて、鎖を通してつなぎ、船のへりに並べたといったエピソードもあります。
日本と中国の歴史的な国力の違いを考えれば、これまで中国と何度も戦争をして、日本が占領されなかったことは、奇跡に近いといえるかもしれません。
今後同じことが起きれば、本当に日本が滅びる可能性も、完全には否めません。
実際、前世紀の日中戦争は、その後アメリカとの戦争に発展して、日本はアメリカに占領されました。歴史を踏まえても、隣の大国との戦争は、絶対に避けなければならないと知るべきです。
孫子の兵法にならって、まずは中国のことを知ろうとする。侮らないこと、過度に恐れないこと、そして、よくわからない政治の動向も含めて、理解する努力を怠らず、“正しく”恐れるのが肝要です。この書籍の執筆者:武田一顕 プロフィール
1966年生まれ。東京都出身。早稲田大学第一文学部卒業。元TBS報道局記者。国会担当記者時代の“国会王子”という異名で知られる。また、『サンデージャポン』の政治コーナーにも長く出演し親しまれた。2023年6月退社後、フリーランスのジャーナリストに転身して活動中。大学在学中には香港中文大学に留学経験があり、TBS在職中も特派員として3年半北京に赴任していた経験を持つ。その後も年に数回は中国に渡り取材を行っている「中国通」でもある。著書に『日本人が知っておくべき中国のこと』(辰巳出版)など。
>>以下、怪しい箇所:
①いじめられてきたという感情が、中国人の根っこにある・・・感情ももちろんだが、日本人がいじめてきた、というのは事実だ。
②1989年に起きた天安門事件も、2014年に香港で起きた、いわゆる雨傘運動も、裏でアメリカが糸を引いていると・・・これはそう信じた方が妥当だろう。(真偽のほどは分からないが、アメリカならやるだろう、と思うべきだ)アメリカは、日本に対しても同様のことはする。
③元に勝てるだろうとの見込みで、迎え撃ちました。そして、前世紀の日中戦争の敗北です。元寇では、なんとか元軍を撃退・・・元寇のときは勝つ自信はなかったと思う。でも攻めてくるから、戦わざるを得なかった。そしたら神風(絶妙のタイミング台風)のおかげで元軍が自滅した。撃退ではない。相手が勝手に自滅したのだ。
④奇跡に近いのではない。天皇がひたすら祈ったおかげで奇跡が起き、日本は救われるのだ。
⑤日本はアメリカに占領されました。歴史を踏まえても、隣の大国との戦争は、絶対に避けなければならないと知るべきです・・・結局これが言いたいのだ。中国と戦争し、負けて中国に占領されることになったって天皇が祈っていただければ、奇跡が起きて日本は滅亡しないかもしれない。それとも、アメリカになら占領されてもいいけど中国には占領されてはダメ、ということ?それとも2度と奇跡は起きないと言いたい?
隣の大国との戦争は、絶対に避けなければならない・・・小国となら戦争していいのか?隣じゃアなければ大国と戦争してもいいのか?・・・理解不能だ。俺は、「勝てる戦争ならしろ(負ける戦争はするな)」と思う。
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