トッドさん相変わらず面白い
AERA DIGITALでエマニュエル・トッドさん語る。以下抜粋:
日本は、「古い米帝国」システムの配下にあると、私は位置づけています。1945年の敗戦の結果、ドイツと共にそのシステムの中に入ることになったわけですが、敵対する中国やロシアなどの共産主義がある中で、日本やドイツに対する待遇はどちらかと言うとよく、昔はある意味で「良きシステム」だったわけです。しかしいま、米国が敗北のプロセスをたどっているなかで何が起きているかというと、「古い米帝国」の諸国に対するコントロール方法が、ひじょうにネガティブな方向へと変わってきているんです。
一つ目は、米帝国のシステムの中にある国々からの搾取です。たとえば関税を上げるなどして、日本や台湾、韓国、ドイツやオランダなど先端産業が存在する重要な拠点から搾取をしていこうとしています。米国は「その他の世界」に対するコントロールの力を失いつつあるから、そういった行動に出るわけです。
二つ目のネガティブな影響は、米国が自国の解体をなんとか遅らせようとして、経済的に台頭しつつある中国やインド、また中東などの国々に戦争や対立を起こさせようとしていることです。高市早苗首相の台湾有事に関する発言も米国が対立を生み出そうとしているなかで起きたと解釈することもできると思います。
>>アメリカは西へ西へとフロンティアを進み、第2次世界大戦以降、西の果てまで行きついた。その結果、基軸通貨という富の源泉を得て、それを維持することに汲々としている。新しいフロンティアは一周廻って仲間の国というか属国だ・・・日本・韓国・台湾・ドイツ・オランダ・・・。アメリカの言うことをきかない国・・・中国・インド・中東・・・は仲間割れさせようと・・・トッドさんのアドバイスは、「没落するアメリカなんてあまり当てにせず、アメリカの属国ではない中国・インド・中東・ロシアあたりと仲良くしたら(=そうするしかない)・・・」だ。
一方で、アメリカは「AIとか宇宙といったフロンティアに挑戦してる」、とも言える。これも正しいような気がする。
どちらが正しいのかは数年後には分かるだろう。
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