Bev Kelly  "In person" を聴く

 YouTubeがBev Kellyをかける。いい感じなのでIn personという1960年録音の

ライブアルバムを聴く。

音域が広い訳でも声量が豊かな訳でもない。でも小唄がいい。

調べるとKellyは1934年アメリカ生まれ。寡作というか、アルバムを何枚か出した後は消息不明となった。

彼女の歌を聴いていたら、Ann Burtonというオランダの女性歌手を思い出した。そこでAnn Burtonを調べると1933年ポーランド生まれのユダヤ人であった。生粋のオランダ人だと思い込んでいたが、ナチの迫害を避けてオランダに逃げたのだった。これは全く知らなかった。

二人は似たような世代だ。そして二人ともバラードが得意だ。育った環境は大きく違うが…

違うのはKellyの方はコケティッシュというか、かわいらしさ、甘えん坊、女らしさを感じさせるのに対し、Annの方は硬いと言うか冷たい感じ。でも素人っぽいところが似てる。そして1960年代を感じる。「1960年代って何だ?」と聞かれると答えに窮するが、1950年代は「モダン」だ。粋で格好良くクールだ。緊張がある。1960年代は自由、リラックスだ。形破り(もしくは形なし)でもある。


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