番(つがい)
色川武大さん「ばれてもともと」所蔵の”雑木の美しさ”というエッセイに
「番(つが)いの雉」という言葉が出て来る。エッセイの中身には全く無関係だが
この「番」という字に興味関心が湧いたので手元の漢和辞典で調べる:
「番」とは、釆(べん)の下に田を配置した漢字…原意には「田んぼ」が関係あるのだ。
釆は弁と同じ。つまり分けるの意。
・・・「番」は、「田が誰のものか判別できる基準、あるいは一つの田を分割する境界線」の意か?言い換えれば「守られるべき一線」か?「あるべき姿」?
身分、等級の違いを示す一線と言う意味も。
番がつく言葉で「順番」と言う言葉があるが、「守られるべき順序」と考えて大きな間違いはないだろうし、「番狂わせ」も「本来あってはならない結果」「身分・階級から見ればありえない結果」ということだろう。
「番人」:秩序を守る人=見張り
さて、「つがい」とは?「本来あるべき/自然な 組合せ」か?
「番組」:タレント・芸・題目などの組み合わせ
面白いのは「普段使い」「粗末」という意味もある…番茶、番傘…どう考えても田んぼには関係ない。
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