日本陸上・女子100mハードル
大会の最終種目、女子100mハードル。1位、2位の記録は12秒86。スローモーション再生を見てもどっちが早いかわからない。順位の発表が二転三転した。結局最初に1位と発表された選手が勝った。1000分の1秒単位で見ると12秒52と12秒56とか。
2位になった選手は本当は悔しかったり恨めしかったりしてるんだろうが、勝った方を讃える。
最終的な(三回目の)順位の発表に手間取る。最終種目ということもあって、走った8人の選手が靴を脱ぎ、トラックに車座になって笑い合って和気藹々と発表を待つ。
すごく微笑ましくって見てる方も思わず笑う。
所属チームの壁を超えて日本を強くしよう、ということだそうだ。男子も途中で無理な?スパートをして、”ペースメーカー”のような走りをした選手もいた。
何がどう作用しているのかは分からないが、男子4百メートルリレーの好成績で盛り上がった日本陸上界は個人やチームではなく、チームジャパン全体でよくなろう、としているという感じがする。ちょっと、仲が良すぎて気持ち悪い感じもするが・・・
しかし、順位が二転三転するのは一生懸命走った選手には残酷だ。選手の心を玩ぶ感じ。さっきの1位が2位になって、また逆転して・・・どっちがどっちを讃えたらいいか分からない。
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