<続>随意契約による政府備蓄米売渡し・進次郎ガンバレ!

5月27日付けで本ブログに以下:

 (略)なぜか、伊藤忠、丸紅、NX(日通)の子会社及び神明という問屋?の4社が「受託事業体」に指名され、米の受け渡しはこれら4社の倉庫で行われる、ということなのだ。これら4社に備蓄を委託しているのだろうが何故これら4社が「受託事業体」として選ばれたのか?については不透明だ。

米の売渡し先の選定に農水省の恣意が働きにくい仕組みのようなのでその点、透明性はまあまあ保たれている感じがするが、一方で「受託事業体」(言ってみれば農水省の下請け業者)選定の根拠、理由が不透明だ。

この点、農水省のHPから質問のメールを入れた。メール送信者の個人情報を書かされる。それは構わないのだが、「性別」欄があって、男性/女性/無回答と3通りあったのはよかった。2年前の自民党の入党の際は男女の2つしか選択肢がなくて、「おかしいんじゃないの?」ってメールして黙殺された。


>>6月30日付けで農水省から返答のメール:

要は、倉庫での保管業務の下請先(受託事業体)競争入札で毎年選定しているということだ。

【回答】
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お問い合わせありがとうございます。
米穀の販売・管理業務につきましては、業務のスリム化や効率化を目的として、平成22年10月以降、国が包括的に民間事業者(受託事業体)に委託しております。
詳細はこちらを参照ください→https://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/beikoku_itaku/attach/pdf/index-52.pdf

受託事業体の選定につきましては、会計法令等に則り一般競争入札により実施しており、応札価格の低い順に落札(選定)されます。
令和7年度の入札に係る具体的な内容等につきましては、こちらを参照ください→https://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/beikoku_itaku/attach/pdf/index-47.pdf
令和7年度の受託事業体の選定結果につきましては、こちらを参照ください→https://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/beikoku_itaku/attach/pdf/index-51.pdf
よろしくお願いいたします。

農林水産省農産局貿易業務課 03-3502-8111(代表)

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絶対回答なんて来ないと思っていたから、1月以上要した回答も嬉しい。進次郎大臣のおかげか?俺の疑問に対する回答は農水省のホームページを詳しく丁寧に隅から隅まで読めば書いてある、ということを丁寧な言葉遣いで説明している。

俺はてっきり、受託事業体がJA系含めて10社くらいあって、その中から4社だけ選んだ、と思っていた。

忙しい中、そんな照会にも回答してくれる姿勢は大変好ましい。

上記回答に対して意地悪く「それでは、随意契約と競争入札の使い分けの基準は?」なんて野暮な追加の質問をすることも可能だが、好感を持ったからやめた。

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