”1996年に亡くなった人々” より
1996年というと、俺のいた会社が初の合併をした年だ。(以降、何回も合併したり離れたりしたが、その始まりだった)その準備あるいはそれへの順応であわただしく、世の中で何が起こっているのかなんてあまり興味が持てなかった。たまたま「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」の若泉敬さんが沖縄に不誠実だった責任・罪を抱えて自殺した年だったことを思い出し、”1996年に亡くなった人々” というサイトから他に70歳以下で死んだ人を探す。(享年)
三橋美智也(65歳)
ジェリー・マリガン(68歳)
結城昌治(68歳)
大藪春彦(61歳)
高坂正堯(62歳)
フランキー堺(67歳)
渥美清(68歳)
小林昭二(65歳)
藤子・F・不二夫(62歳)
安田伸(64歳)
柏戸剛(58歳)
番外:70歳以上の人
司馬遼太郎(72歳)
エラ・フィッツジェラルド(79歳)
マルチェロ・マストロヤンニ(72歳)
こうやってみると、一世を風靡した人は20代、30代から世に出て認められていたんだな、ということがよくわかる。人間、30代までに後世に残るような仕事ができるんだ、と。
「昭和の終わり」という印象も。彼らは「まだ生きたい」と思ったのか、それとも「もう十分だ」と思ったのか?何も残さずに70歳を迎えた俺はまだオメオメと生き残るべきか?
それにしても、沖縄返還という歴史上の大事を裏から支え、その結果責任を抱えて66歳で自殺するなんて、若泉敬さんは格好良すぎる。昭和の男だ。
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