2023年8月放送のNHKスペシャル「いのち眠る海」を見る
グアム島沖に沈んだ日本兵の遺骨収集の話。
日本政府は長年、海に沈んだ遺骨の収拾には消極的だった。近年ようやく国として遺骨収集を始め、遺骨の調査の様子をNHKも撮影。遺骨の映像を見た、戦死した兵士の弟が、兄かもしれない遺骨を見て、「うれしい」「悲しい」と言う。
日本教だ。兄かもしれない骨が見つかって「うれしい」…ちゃんと弔って成仏させてあげられるからうれしい。一方で死んだ姿を見ることになるから「悲しい」。
日本人にとって「死」とは「あの世に行く」こと。
それはご先祖さまという神様になる第一歩だから喜ぶべきこと。
しかし、もちろん、もう話すことも触る事もできなくなるのだから悲しいこと。
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