テレ朝・モーニングショー(玉川徹)

俺は、テレ朝・モーニングショーは嫌いだし、玉川徹も嫌いだ。(特に嫌いなのは天気予報士)しかし、以下のデイリースポーツ記事にある玉川さんの意見には感心。他のメディアは「裏金」というと、金の使い道ばかりに問題を矮小化し、肝心の「金はどこから来るの?」に焦点を当てないからだ。自民党にとって、一番きついのは、区々たる金の使い道ではなく、金がどこから来るの?について透明化・可視化させられることだろう。多くのメディアはそういう自民党の思惑に忖度してか、あえて「金がどこから来るの?」には触れないようにしているのではないか?と疑われる。

その玉川さんも分かっていてあえて触れないのが、「見習うべき民主主義のお手本」であるアメリカの「企業献金いくらでもOK」の実情だ。民主主義=選挙には金がかかる。投票してもらうには金が必要で、金を集めるためには「金をくれたらくれた人(企業)に有利な人事・政策・税制をやるよ」と言わざるを得ない。それを自由に言わせろ…実に下品だが資本主義の行き着く先であり、民主主義の成れの果てだ。玉川さんはいざ知らず、普段「アメリカを見習え」とおっしゃるコメンテーターの皆さんは、どうしてそれを言わないのか?それを言わざるを得なくなるから、金の使い道ばかりを問題視して、どこから金が来るの?には触れないようにしているのか?

以下デイリースポーツ記事: 

元テレビ朝日の玉川徹氏が21日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、自民党の総裁選について、裏金問題の根本ともなった企業・団体献金について「そこに誰か1人でも踏み込めるのか?」と疑問を呈した。

 番組では、小泉進次郎氏も出馬する意向を固めたというニュースを取り上げた。すでに総裁選はコバホークこと小林鷹之議員が立候補を表明しており、他にも複数の議員が立候補を表明するのではないかと言われている。

 玉川氏は「これだけ候補が乱立できるのは岸田総理が出馬しないから。なんで出馬しないかというと、裏金問題があったから。そこが全ての始まり」と指摘。

 「本質は政治と金。企業側はお金を払っても自分の企業に有利になって欲しい、議員側はそういう政策をやってでもお金が欲しい。その関係を制度的に断ち切らなければ、どこまでいってもついて回る。今、自民党が今までの段階でやっていることでは消えません」とも強く訴えた。

 野党側はこの企業・団体献金を禁止すると打ち出していることから「そこに誰か1人でも踏み込めるのか。自民党候補の中で。そこを我々は見なければならない」ともコメント。ただ、総裁選を勝ちきるためには議員票を取らなければならないことから「誰も言えないと思います。その誰も言えない事実を見たら、それで我々はもう一回考えないといけない」とも呼びかけていた。

>>さて、イーロンマスクからたくさんの金をもらってるトランプさん、電気自動車問題は頭が痛くないのか?イーロンマスクは電気自動車やってるけど、福音派の皆さんはSDGs反対=電気自動車反対ではないか?アメリカでは誰がいくら献金したかが透明らしいから、マスクvs福音派でどっちの献金が多かったか公表されるはず。トランプさん、献金が多かった方の言うことを聞く、と言って献金競争を煽るのかな?

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