斎藤幸平、大丈夫か?
サンケイスポーツで斎藤幸平のTV(TBSサンデージャポン)での発言を取り上げた。俺はこの発言をリアルタイムで聞いていたが、TVに向かって「斎藤幸平、駄目になったな。TVなんかに出てる場合じゃあねえぞ」と言ってしまった。大人が民主主義の危機をはっきり批判する必要がある、と言うならまず、斎藤幸平が自分で、サンジャポ(その場)で民主主義の危機を批判し、危機を脱するにはどうすべきか言うべきだ・・・そんなことしたら炎上してTVには出られなくなるだろうが・・・
俺には彼がひどいと非難する炎上屋たちは、民主主義の危機をみんなに知らせようとSNSで炎上させて訴えているし、もし逮捕でもされれば「これが法治か、これが民主的か?」と批判する構えができている、と思う。
俺は斎藤幸平をマルクス主義を単に研究・紹介してるだけでなく、実践する者と思っている。彼は腐った資本主義やその上に乗っかった民主主義を革命でひっくり返ししたいのではないのか?どうして「今の民主主義は腐った資本主義の上に乗っかっている。だから資本主義をひっくり返せば腐った民主主義もひっくり返る」と言わないのか?彼の非難する炎上屋の方が、まだ腐った民主主義をひっくり返す可能性が大きい。
元官僚の岸博幸氏の言う民主主義とマルクス主義研究・実践者の斎藤幸平の言う民主主義とは同じものか?まず、民主主義とは何か?というテーマで色々なご意見をもった皆さんを集めて意見を戦わしてもらったらどうか?
ちなみに俺の民主主義の定義は「有期限の独裁制」だ。
俺は斎藤幸平の革命思想は知らない。しかし、マルクス主義と言えば、行き詰り矛盾にまみれた資本主義を革命でひっくり返す、だろう。TVなんかに出てないで革命にいそしんだらどうか???
以下、サンスポ記事:
東大准教授の斎藤幸平氏が23日、TBS系「サンデージャポン」(日曜前6・54)に出演。東京都知事選(7月7日投開票)での候補者ポスターの掲示板を巡る問題について私見を述べた。
番組では、56人が立候補した都知事選でポスターを張る掲示板が48人分しかないためクリアファイルで対応していることやスペースの売買、ぼぼ全裸の女性のポスターが掲示されたことなど一連の問題を伝えた。
斎藤氏は「ひどいと思う。真面目な方法でSNSを使うのは構わないけど、いわゆる炎上させてビュー稼ぐ。炎上商法、そのやり方が政治の民主主義に入ってくると、注目されれば何やってもいいとなると、民主主義に対する挑戦だと思う」と指摘。「こういう中で若者は投票に関心がないよねと言っている場合ではなくて、大人が民主主義の危機をはっきり批判する必要がある。もう1つは掲示板が足りないというのは深刻。梅雨の時期なのにクリアファイルでポストが濡れて不平等。ネット時代だから(ポスターを)なくしていいというのも反対。先に選管にデータを提出して、ポスターをまとめて印刷するとかすれば、こういうジャックや売買はできなくなる。アップデートはした方がいい」とした。
番組に出演する元経済産業省官僚で慶大大学院教授の岸博幸氏も同調して「選挙がエンタメ化している。民主主義の強化より正反対の方向にいっていておかしい」とコメントした。
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