久しぶりに外食した
上さんと買い物に出掛け、帰りに中華屋に入った。席についたらメニューがなく、代わりに卓上にQRコードが掲示されている。それをスマホで読み取って、その店(チェーン店)のサイトに入るとメニューがあるから、客はそこから希望の料理を選んで注文するという仕組みだ。焼きそば定食とレタスチャーハン定食を頼む。タブレットでオーダーするのは焼き肉屋とか回転ずしにはあるが、QRコードでメニューにアクセスするのは初めてだ。
店員は全員(といっても二人だけだったように記憶するが)中国人と思われる。初めてだから、これで注文できたのかな?と半分心配しつつ料理が来るのを待っていると、気づいたことがある。注文を受けるという業務をしなくていいならば、店員は日本語ができなくてもいい、ということだ。店員に求められる能力は:
①「いらっしゃいませ~」と「ありがとうございました」といった2,3の日本語の定型句を覚える。
②自動的に発行される伝票記載の金額と支払金額が一致するかどうか、数字をチェックをする・・・だけだろう。
実際、店員とはほとんど会話しなかった。この仕組みで店員の数を減らし、注文の聞き違えといったトラブルを削減できるのはもちろんだが、一番大きい効果は、日本語がままならない外国人労働者を受け入れやすくなる・・・
閑話休題:
料理はあまりうまくなかった。「これなら自分で作った方が・・・」と思った。(上さんの評価は「こんなもんでしょう」だった)
次の課題は、製造や物流や建設といったいわゆる「現場」で、日本語がままならない外国人を使えるようにするにはどうしたらいいか?だ。
日本語がままならぬ外国人が日本にたくさん住み着くようになると、日本も変わるだろう。こういう人たちに帰化してもらうべきか?それとも帰化するなら日本語をしっかり勉強しないと・・・ということか?
アメリカのグリーンカードみたいに、永住権は与えるけど帰化はまだ、という手もあるか?
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