PoliPoliについて
PoliPoliという、政治・行政と一般人が政策を共創するためのプラットフォームを運営する会社をがある。その会社を率いる伊藤さんという若者がZ世代を代表して朝日新聞デジタルのRe:Ronで行われたトークイベントに登場。プロフィールは:
伊藤和真(いとう・かずま) 1998年生まれ。愛知県出身。慶応大学在学中、2017年の衆院選で感じた政治・行政と人々の距離が遠いという課題からPoliPoliを設立。同代表取締役/CEO。
このPoliPoliが素晴らしく面白い。以下、ホームページに記されたミッションを引く;
現代の政策立案という社会の仕組みをつくるプロセスは、国民の声を取り入れるというシステムが整っておらず、アナログな手法で政策の共創に取り組んでいます。
このことにより、政治家や行政職員は、多くの国民の声に耳を傾けることができないばかりか、実行している政策すらも必要な人のところへ行き届かせ、認知してもらうことも困難になっています。
国民の声を取り入れるというシステムが整っていないために、日本では国民の7割近くが自身の声が反映されていないと感じています。
多様な人々が「幸せ」に暮らしていくためには、政治・行政の政策づくりのプロセスへ誰もが参加できることが必要だと信じています。政治・行政の政策づくりのプロセスに誰もが参加できる政策共創のプラットフォームをまずは日本に、そして世界各国に展開していきます。
実際、PoliPoliGovというサイトを見ると政治家、県、各省庁などからアイデアを募集する投稿が。これなら選挙などというまどろっこしい手段によらないで、若者を含む一般人が政治に興味を持ち、政治に直接参加する機会になる。
こんなにできる伊藤さんだから欲を言えば:
①一般人と既存の政治家の距離を縮めるべくネットを使って双方向コミュニケーションしようという狙いは素晴らしいが、俺は既存の政治や役所の仕組みはオワコンだと思っている。ついでに言えば「国」というものもオワコンじゃあないか、と思ったりもする。つまり、改善ではなく、革命が必要ではないか?と思う。日本流の革命とは、徳川慶喜や昭和天皇の様な政治家トップが自己否定することだと思うのだが、革命を起こすような仕掛けはできないものか。
②革命とは別次元の話だが、政治家や役人を若者の憧れの職業にし、有為で優秀な若者が日本を見捨てずに政治家や役人を目指すようにするための工夫が欲しいのだが・・・
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