”疎外・抑圧の総量は変わらない” という法則
1970年代、ウーマンリブなどという女性解放運動が起こり、女性は”解放”された。
女性の疎外・抑圧は減ったが、その分、男性の疎外・抑圧が増えた。
若者の疎外・抑圧を減らせば、年寄の疎外・抑圧が増える
労働者の疎外・抑圧を減らせば、資本家、会社の疎外・抑圧が増える
ババ抜きみたいなもので、ババはなくならず、誰かの手から他の誰かの手に移る。
ババをつかまされた者は、それを他の者に移そう、押し付けようとする。
それが進歩とか改革とか、運動と呼ばれるものらしい。
ババそのものをなくす方法はないのか???それが本当の進歩だろう。今までの歴史を振り返ると、疎外・抑圧をなくすという謳い文句で行われた改革(革命)、運動は結局、疎外・抑圧がある場所を買えただけに終わっている。或いは、古い疎外・抑圧をなくし、新たな疎外・抑圧を生み出して来た。そして、新しい抑圧・疎外の方が進歩してより強力に、より頑丈になってきた。
これから疎外・抑圧の削減や解放が期待される装置はAIだろう。AIが、どんな”進歩”を見せてくれるのか、俺が生きてる間に見ることが出来るかな?
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