パプリカのマリネ

 TVで赤パプリカのマリネを食べていた。久しぶりに食いたくなった。この料理、初めて食べたのは20年以上前。確かイタリアからスイスに行く飛行機で機内食で。今は知らないが当時は国際線なら1時間のフライトでも機内食が出た。真夏だったような気がする。パプリカの加熱調理したヤツをバルサミコ酢とオリーブオイルに漬け、冷た~くした一皿。

歩いて30分くらいの所に野菜や果物を安く売る(ただし、大量に買う必要があることが多い)店がある。その店を目指して行く途中、スーパーで大きな赤パプリカを1個98円で売っていたので2個購入。コロナ禍、パプリカは2倍くらいの値段になっていたが最近ようやく値段が旧に復してきた。次いで目的の店に行く。ここ数か月間高かったかぼちゃが1/2で128円。それから黄色のズッキーニ2個98円。かぼちゃとズッキーニはパプリカと一緒にマリネにする。ニラ3束98円。ニラはマリネには全く関係ないが史上最安値なので購入。(馬鹿みたいに安く売られてる物は”記念”に買うことにしている)

夕飯はニラのチヂミと野菜のマリネ。ニラは夫婦二人ではとても3束も食い切れないので翌日レバニラにすることにする。ニラは3センチくらいに切って水を張った密封容器で冷蔵庫に入れとくと10日間もつとか。大葉も同様のやり方で保存期間を伸ばすことができる。

パプリカは焼いて冷やしてバルサミコ酢とオリーブオイルに漬け、冷蔵庫で冷やす。焼く道具は、楕円形で底にナミナミ(凸凹)が付いたフライパン*。韓国製。どうして手に入ったか覚えていないが、もっぱら野菜を焼くのに使っている。凸の部分にオリーブオイルを塗り、パプリカ丸ごと、かぼちゃやズッキーニのスライスを次々に焼く。パプリカは全体に焦げ目が付き、柔らかくなって自重でくにゃっと扁平になるまで焼く。これを冷まして薄皮を剥く。かぼちゃ、ズッキーニ、すべてバルサミコ酢+オリーブオイルで食す。

パプリカは大きくて肉が厚くないとうまくない。今回買ったのは肉が厚く、ジューシー。かぼちゃはいまだに見ただけでは良否の判定ができない。丸ごと一つは買わずに、1/2、1/4に切ったものを買う。切り口を見てよさそうなのを買いたい。断面の色が黄色というよりオレンジ色に近いような濃い色のがよさそうだ。今日のかぼちゃは焼いて食うには良かった・・・半分以上余ったので煮物にすることになるだろう。煮物にすると良し悪しがはっきり分かる。(水っぽいのかホクホクか?)

チヂミは最近知ったのだが、揚げ焼き風に、油多めで焼くと「外はカリ、中はふんわり」ってやつに。中はともかく、外はカリとしたい。ひっくり返したらターナーで押さえつけて薄くする。油は、ごま油+サラダオイル半々ずつ。具?はニラの切ったのとたまねぎの薄切り。粉は小麦粉、片栗粉半々に米粉少々(誰かのレシピ)これに水と卵を加える。たれは黒酢とサムジャン(韓国の辛いみそなら何でも)と醤油少々。

イタリアンのマリネと韓国のチヂミ。違和感なし。おいしくいただいた。

*パプリカは普通のフライパンでから焼きしてもよいし、オーブントースターや魚焼き器(直火)で焼いてもよい。ポイントは丸のまま全体が黒く焦げるまで満遍なく焼くこと。

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