I love Lucyを見る

 30年前にアメリカで$14.98で買ったビデオ。I love Lucyは1950年代のアメリカの大ヒットTVショウ。日本でいえば、吉本新喜劇が全国で人気になったようなものか?見たのは、1952年~1953年にかけて放送された、Lucyが妊娠しそれを旦那に告げるドタバタと、男の子が無事産まれる日のドタバタの2本。

このシリーズは、日本でも「ルーシー・ショー」と言う名前で何十年か前に放送していて、大笑いした記憶があるが、今回見た2本はつまらない。(言葉が分からないということもあるが)・・・このルーシーの日本語吹き替えをやった声優が高橋和枝さんという人で、後にサザエさんの弟、カツオの声もやった。

初めて知ったことはルーシーの旦那の職業がラテン・バンドのリーダー兼歌手だったということ。「ムーニーさん」という男の名前はよく出て来たので覚えているが、(多分ルーシーの職場のボス)旦那のことはほとんど記憶にない・・・1950年代初頭はラテン音楽がアメリカで流行った。

ビデオの箱に書いてある解説を読むと、妊娠を示す英語”pregnant"という言葉は1950年代はTV業界では放送禁止用語(=taboo)だったと。この点は非常に興味が湧いて、ネットで調べたがその理由・放送禁止となった計経緯は分からない。確かにpregnantという単語は使われていない。”I'll be a father.”などと言い換えしている。

それから2本目が放送された1953年1月19日の翌日はアイゼンハワー大統領の就任式でTV放送されたが、視聴率は前日のルーシーの番組が上回ったようだ。

ところどころ笑い声が聞こえる。解説には「観客をスタジオに入れてライブで演じたものを撮影した」とあるが、俺は笑い声はアフレコだと思う。

閑話休題:

愛用していたマグカップは見つかった。結構早く見つかった。

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