ダイバーシティーとジェンダーレス

 イギリスのインド人首相、ノルウェー王女と黒人シャーマンとの婚約…ヨーロッパでは黒い肌の男が目立っている。人種差別好きな俺は、トランプのような男でも大統領になれたのは、オバマが大統領になった反動、と思っている。ヨーロッパでもその反動が起きると思う。人種差別ってそんなに簡単じゃない。悪いから、ってやめられるわけじゃあない。

日本では肌の黒い人に対する差別はないのか?例えば俺は大坂なおみや八村塁を「日本人」と言うには違和感がある。また、韓国人や中国人の親を持つ日本国籍保有者が首相になるか?…こちらは俺は違和感はない。どうも俺は黒い肌に偏見?があるようだ。

ダイバーシティーとは、人には違いがある、ということを前提に、違ったものを違ったまま組みあわせることによってもっと長所短所補い合って強くなる、よくなる、という考え方だろう。人種で言えば黒と白と黄を組み合わせる・・・決して同じように扱うのではない。これが日本人にできるだろうか?日本人は「違い」が嫌いだ。徒競走で順位(優劣)をつけないなんて馬鹿なことを考える輩がいた。「走るのが苦手でびりになったら、大いに悔しがって他のことで頑張ったり、走る練習をして順位を上げる」と言う風に考えればよい。「みんな一緒」が日本を弱くしたのかも知れない。

さて、ジェンダーレスとは男女の性差をなくすことだそうだ。つまり、違いを無視して一緒くたにしろ、という考え方・・・俺には男女違って生まれて来るものを何故一緒くたにしようとするのか全く理解できない。上述のダイバーシティーの考え方のように、「違うことを前提に違ったまま組み合わせる」という考え方とは違う。興味深いのは、「男女には厳然たる違いがあって、例えばトイレや風呂は一緒じゃまずかろう、だけど、それは例外で、原則的には性差があってはならない」という軟弱・中途半端なジェンダーレスの考え方だ。俺はこの考え方に与する。男女にはトイレや風呂以外にも一緒じゃまずい点がある、と「一緒じゃまずい点」をどんどん増やしていけば現状と変わらない。

徒競走で男女が一緒に走るのは不平等か?平等か?俺は一緒に走らせて性差を実感させるのもいいと思う。男女は差があるから、違うから引き合うのだ。性差を否定してこの引き合う力を弱めると、少子化の原因となろう。

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