自衛隊は軍隊ではないようだ
自衛隊のヘリコプターが海に落ちた時、浜田防衛大臣は記者に囲まれて「乗組員の無事を祈る」とか言って涙を流していたが、俺は大いに違和感を感じた。軍人(武士)なら、命を捨てる覚悟で常時戦いに備えるのが仕事。自衛官は死ぬことが(前提の)仕事だ。それを数名が生死不明になったくらいでいちいち泣いていたんじゃあ軍隊の親分は務まらない。(乃木将軍は自分も息子も死ぬのが商売だから死んだからと言って泣いたり騒いたりするな、ときつく奥さんに言っていた由)こんな防衛大臣の姿を見たら同盟国のアメリカ人は「日本の自衛隊は情ねえ。一緒に戦えるのか?」と思っただろうし、ロシア・中国・北朝鮮の皆さんは「日本与しやすし」と喜んだであろう。・・・それよりもっとヤバイのはヘリコプターを見つけるのにとっても時間がかかり、なおかつ墜落原因がいまだに発表されない事。(中国に撃墜されたんじゃねえだろうな?)この体たらくでは実戦には使えねえ。
岐阜県で入隊前(試用期間中)の自衛隊員候補生が上官だか先輩を撃ち殺した。事件のあとの現場付近の映像を見たが、泣いて抱き合っている自衛隊員がいた。死ぬのが商売の自衛隊員がこんなことぐらいで泣いてちゃいけねえ。これを見た同盟国のアメリカ人は「日本の自衛隊は情ねえ。一緒に戦えるのか?」と再び思うだろうし、ロシア・中国・北朝鮮の皆さんは「日本与しやすし」と再び喜ぶだろう。加えてNHK(多分他のメディアも同じだろう)は「安全対策と再発防止が重要」などと脳天気なことを言う。建設現場や工場で死亡事故が起きたんだはない。安全対策もへったくれもない。実際に戦う現場で、味方が撃って来るなんて想定して戦争が出来るか?味方は撃ってこない、撃って来る敵からどうやって身を守るか?だけが問題だ。現場では味方に撃たれたら死ぬしかないだろう。防ぎようはない。撃って来る味方に対しては安全対策も再発防止もない。そんなことより、部下・上官・同僚から恨まれたり「殺してやる」と思われないコミュニケーションの仕方は重要だ。もっと大事なのはそういう風になった者には銃を持たせないようにするチェック・管理の体制・システムだ。そして更に気になるのは、自衛官になりたいという人の質・量の問題だ。体はまだ鍛えようがあるかも知れないが、自衛隊には心や頭の弱い奴しか入ってこないのではないか?それが一番気になる。安全対策も再発防止も結構だが、一番肝心なのは、弱い人間を取らなくても要員が充足できる自衛隊にすること。つまり、有為の若者が「命をかけて国を守りたい」と、こぞって自衛隊に入るようになること。それができなければいっそ、自衛隊を廃止し、平和憲法を盾に「日本は戦争しないから」と米軍にも出て行って貰うことだ。
防衛大臣やNHKを見ていると、「自衛隊には武士はいない」「自衛隊は戦う(=死ぬ)ことが仕事ではない」つまり「自衛隊は軍隊ではない」という気がしてきた。それなら自衛隊を廃止しなくて済む。すでにして平和憲法を守っている。
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