アボカドの喰い方

 アボカドは外から触って熟した時期(食べどき)を探って食うという作法を守ってきた。俺は何回かの試行錯誤の末、外から触って食べどきを正確に推定する技術も会得した。ところが、熟成なんか待たないで硬めのを買って来て牛乳で煮た方がいい、と考えを改めざるを得ないような経験をした。牛乳で煮ると言う方法は、NHKの「トリセツショー」で、知った。

俺の出入りするスーパーでは当日食べたらちょうどいい、という適度な熟成度のアボカドにお目にかかったことはない。大抵、熟し過ぎかちょっと未熟で1~3日熟成させたほうがよい、というものだ。従い、おれはちょっと硬めで1~3日後に食い時になるアボカドを買う。過日どうしても「チョレギサラダ アボカドのせ」が食いたくなって、硬いアボカドを半分に割り、7~8ミリ厚さに切って牛乳で煮た。これがいけた。

この方法の利点はロスが少ない(歩留まりがよい)こと。家で熟成させている間にどこかが痛んで黒くなるのでその部分を取って捨てる。経験上、大体5%かひどい場合は10%くらい、捨てる。牛乳で煮る方法だとこのロスがゼロに近くなる。

問題が一つある。煮るのに使った牛乳の始末だ。鮮やかなアボカドグリーンの破片が浮いている牛乳・・・匂いは問題ないようだが、カフェラテには使えないだろう。俺は単に牛乳として飲んだ。シリアルにかけるのはいいかも。この問題を回避すべく、もう一つの「レンチンする」という方法も試してみるか?

閑話休題:

石原さとみのことはあまり好きではなかったが、トリセツショーでのパフォーマンスを見て好きになった。かといって、彼女が出るドラマや映画を見ようとまでは思わないが…

「買ってきたアボカドが硬かったら・・・」というアドバイスが出るということは、大抵の人はアボカドを買う時、外から触って「これは硬い」とか「これは柔らかすぎて痛んでいる」などと熟成度や傷み具合を推定する作業をしていない、ということだ。これが俺には意外だ。ちょっと訓練すれば「これは明日食える」とか「これは3日たったら食い時」などと判断できるようになる。牛乳で煮るにしても、できれば1日か2日後に食い時になるものを(つまりかなり熟成が進んでいるが、まだ少し硬いのを)買うべきだろう。

チョレギドレッシングはレシピも見ないで適当に醤油、すりごま、ごま油、酢を混ぜたらとてもうまかった。韓国海苔のおかげかな。ごまって偉いと思う。ごまさえ入れとけば・・・「ごまかす」ってここからきたのか?


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