Sドラッグで
Sドラッグに行ったら「1階で火災が発生しました。落ち着いて退避してください。」というアナウンスが聞こえた。とてもうるさく、また訓練なのかマジなのか判断がつかなかいのでイラっとしたが、レジを見ると何もなかったように支払いをする客と対応する店員がいた。普段無愛想で嫌な感じの年取った女の薬剤師が俺と目が合うと「大丈夫ですよ。火事じゃありません」と小さな声で言ってくれたが、一方で、いつもは愛想がよく礼儀正しい店員たちは誰一人としてこの異常事態について客に一言も説明しようとせず、おかしな警報にとまどっているような、自分達も被害者みたいな顔をしていた。
Sドラッグさん、若い店員向けのマニュアルには「火災警報の異常が起こっておかしなアナウンスが行われたら、客に向かって『火事ではありませんから安心してください』と言いなさい」とでも書き加えた方がよい。
結局、「火災警報器が反応しましたが、”調査の結果、異常”がないことが判明しました」という放送が行われ、おかしなアナウンスも終わった。これがまた言葉足らずでおかしい(面白い)。この言い方では、調査は火災報知器に対して行われたようにも受け取ることが出来る。つまり、「火災報知機をチェックしたが異常がなかった」すなわち、「実際に火事があった」ということになる。面倒くさがらずに「火災報知器が異常だった」「火事はなかった」という2つのことを言うべきだろう。
こんなことに、いちいち目くじらを立てる俺が悪いのかネー???上さんは「察しろ」と言う。俺は「他人に察してもらうことを期待したコミュニケーションをやめろ」と言う。自分の言いたいことが察してもらえずに理解されないかも、という恐れ、この表現では言い過ぎではないか?あるいは言葉足らずではないか?という恐れを抱いてコミュニケーションすることが日本人を変える第一歩だと思うんだが…。もっとも、日本を変えるべきかどうかが分からない。
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