古今亭文菊の芸

 古今亭文菊 「つる」を聞く(見る)。まず羽織の脱ぎ方がよかった。きっちり神経の行き届いた脱ぎ方。話はむかし、「首長鳥(くびながどり)」と呼ばれていた鶴がどうして「つる」と呼ばれるようになったのか?というご隠居さんのほら話・与太話を聞いた八っあんが他所で真似しようとするがうまく行かない、というごくバカバカしい話。

バカバカしくて下らなくて子供の言葉遊びに毛が生えたような話だが、笑わせる。仕草、口調、間…といったもので笑わせる。正しく芸だ。こればっかりは文字起こししても伝わらない。

閑話休題:

歌や落語や芝居は見るものか?聞くものか?一言でうまく言うことはできないか?かと言って鑑賞するってのも変だし。やっぱり見るかね?英語でもwatchというらしい。だけど歌手に「あなたのショーを見ました」って言ったとして言われた方はどう思うかね?ひねくれ者の俺がその歌手だったら「ふん、どうせ俺の歌は下手だから聞くもんじゃないんだな。」と思いそう。

コメント

このブログの人気の投稿

ママーのガーリックトマト(ソース)で茄子入りミートソースを作るとうまい

松重豊さんが号泣した投稿「ロックじゃねえ!」投稿者の先生への思い(朝日新聞デジタル)

長嶋追悼:広岡さん