スペアリブを茹でる
焼いたスペアリブはあまり好きではない。あるいは美味しいスペアリブの調理法が見つからない。スーパーでリーズナブルなスペアリブを見つけ、骨が小さいのでバラ肉としても安いだろうと判断した。俺は酢豚用の豚肉は生でなく保温鍋で茹でた豚バラを使うが、スペアリブを茹でたらどうなるか?試してみたら、これが当たりだった。
保温鍋(サーモスシャトルシェフ)にスペアリブ、ひたひたの水、ショウガ、ニンニク、青ネギ、紹興酒を入れて火にかけ、沸騰したら火を消して保温。2,3時間たったら再び火にかけ沸騰させて3,4時間以上保温しつつ放置。(放ったらかしにできるところが保温鍋のいい所)知らなかったが、こうやって長時間スペアリブを茹でると骨が外れるようになる。見た目通り骨は少なかった。一番驚いたのは骨を外すと実にいい香り(薫香とでも言うべきか?)がただようこと*。骨の近くの肉はうまいと言うが本当だ。味と言うより香がよいのではないか?骨を外して適当に切って酢豚に。例によってパプリカを焼いて、ピーマン、玉ねぎを炒める。茹でたスペアリブもちょっと炒めて黒酢・オイスターソース…のたれで仕上げる。おいしい酢豚の出来上り。
ゆで豚を作ったあと残るゆで汁は捨てないで鶏ガラスープの素でも加えてラーメンや冷麺のスープにする。茹でたスペアリブを何もつけないで、麺と共に食すのもよし。冷麺は必ずしも韓国冷麺である必要はない。例えば稲庭うどんを茹でて氷でしめて冷たいスープで食すのもよし。これにきゅうりのごま油醤油漬け、キムチ、梨、ゆで卵でものせれば立派な冷麺。
*上さんによると、冷凍しないからいい香りがすると。今度冷凍したスペアリブを茹でて試してみよう。
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