季節と食べ物

 7月になったばかりというのに真夏。8月の方が気温が低くなるんじゃないか?さて、夏といえばとうもろこしとスイカそれからそうめん、なす。これを喰えば夏だなあ、と思うし、喰わないと夏って感じがしない。桃は夏の物だが、これを喰って「夏だなあ」とは思わない。ひたすらおいしいだけ。さて秋は梨、ぶどう、栗、柿、サツマイモといったところか?魚ではさんま。(さんまは下魚…げざかな…確か去年は食わなかった。1匹百円程度でないと喰う気にならない)冬はみかん、大根、芽キャベツ。牡蠣、さば、味噌煮込みうどん。鍋に入れる白菜も。最近では国産レモンも。それから不本意ながらいちご。(昔は春のものだったが)春はタケノコ。春キャベツ、新たまねぎ。伊予柑。そして青柳*。初夏は白エビ。そら豆。鮎。

番外で秋から冬の食べ物で上海ガニ。ただし、自前では喰わない。上海にあった子会社に秋から冬にかけてカニを喰いに行った。中国で買っても1匹千円以上はしたと思うし、大してうまいとも思わなかったが、何故中国人が好んで食べるのか?想像するに日本の正月の数の子みたいな縁起物なのか?日本人は大抵味噌しか食べない。中国人は細い足まで肉をせせり出して食べる…この時期は雄がうまい(あの時期は雌がうまい)と、かまびすしい。カニ味噌:コレステロールが増える。年1回喰えばいいもの。

牡蠣はRのつく月…なんていったのはフランス人に違いない。英・米といった国でも牡蠣は食べられると思うが、英米人のセリフではない。プロテスタントって、おいしいものを食べるのを禁じられてるんじゃないか?(まずいものを我慢して喰えば天国に行ける?)おいしいものを食べるのが好きなフランス人のセリフに違いない。ただし、Rがついても3月、4月はもういけない。やはり旬は10月末から2月末。

*あえて調べないで書いているのだが、昨年、店頭から青柳が姿を消した。今年も見かけなかった。多分何かの原因で取れなくなったのだろう。早ければ2月の末から。春を待ちかねるというより青柳を待ちかねて、という気持ちだったが…春を食すというのか、春を待ちかねる気持ちを食すというのか。青柳以外に「早く出て来い」と待ちわびるのはたけのこ、そら豆、白エビといったところか。

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