COOL JAPN 500回SPを見て
番組に登場したイギリス人(黒人女性)によるとHavig fun is customer's job.だと。以前からそうではないかと感じていたのでとっても納得がいった。クソつまらない芸でも喜び、芸人を励ますアメリカ人が理解できた気がする。これに関してアメリカにいて違和感を覚えたのは①日本に比べると著しくレベル低いのプロレスラーのパフォーマンスに大喜びする観客②鉄板焼きでコックがフランベして炎を上げたり、料理をひっくり返す「こて?」を高く揚げたりするだけで大喜びする客。これらのことは客のJOBとしてやっていたんだと思えば、アメリカ人もそう馬鹿にしたものではないな、と思う。(あんな下らない芸で本当に心の底から喜んだり感心したりしていたら阿保だ)
ところで、なぜ、客にJOBが必要なのか?客は面白ければ喜び、おいしければおいしいと言えばよい。面白くもなければおいしくもないのになぜ無理やり面白がったりおいしがったりせねばならないのか?そこでネット(weblioなど)で”JOB”の意味を調べると報酬をもらうための仕事ということらしい。(類似語のWORKとかDUTYなどは報酬には必ずしも関係なく、倫理的に果たさなければならない義務というニュアンス。)つまり、客がおいしさや面白しさという報酬を得るためのJOBとして全神経を集中しJOBとしておいしくないのにおいしがり、面白くないのに面白がるということか。長い目で見れば、つまらない芸人や、下手なコックを励まし、腕を上げてもらえば客に跳ね返ってくるということか?
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