会社の後輩から退職の挨拶メールが来た。
その後輩にも本ブログを紹介(というより強要か?)した。その後輩、そして息子や婿さんの参考になるかもしれないので男が退職後、嫁さんと二人暮らしを始めるときの心得を。(嫁さんも自分も健康であることは必須の前提条件。それから離婚しないことも。もうこの条件をクリアしてるだけで我が妻には感謝、感謝…俺の人を見る目が良いとも言えるが)
ブログって、お説教臭くならないので経験談を伝えるには向いているように思う。ちなみに、タイトルが入れられるということに今気づいた。
嫁さんから見れば夫が退職したら夫と家で過ごす時間が圧倒的に増える。そう思っただけで「うつ」になったり、離婚を考える女性もいる。つまり、退職後も「亭主元気で留守がいい」。しからば「留守」にするための方法は:
ゴルフ、テニス…スポーツもしくはスポーツ観戦。散歩、ウォーキングも。映画、旅行。嫁さんと一緒でもいいし、一人きりでもよい。「宮仕えはこりごり」でなければ週1日でも2日でも働きに出る。極端なことを言えば、給料ゼロどころか、交通費程度ならこちらで負担してでも働きに出る。働くということはコミュニケーンが必要になるが、これが金には代えがたい刺激になる(ストレスにもなるが)。〇〇教室や〇〇講座に通うのもよい。自制心に自信があるなら老後の蓄えに差し支えない範囲でギャンブルや投資・投機も。もっとも老後の生活設計は難しい。何歳まで生きるのか?何歳まで健康なのか?がわからないと設計できない。これがわかれば死ぬ日までに金を使い切る。
欠かせないのが筋トレ。筋肉は60歳頃からどんどん減る。一方で何歳になっても筋トレとタンパク質の摂取で筋肉は増やすことができる。「亭主元気」のためには筋肉必須。ジジ臭い体形になるのはインナーマッスルの衰えが原因とか。見た目が若々しくなる効果も。PPK(ぴんぴんころり)にも役立つ。
サラリーマンには難しいが、地域の様々な催し物に参加するのも。主催者側に回るのもよし。退職前にその準備をしておくのもいいかも。
無理にでも若い人、畑違いの人と話をする。いわば、心と頭の筋トレ。刺激とストレスを味わう。馬鹿にされたり嫌われたりすることを恐れず、また恥ずかしがらずに自分をさらけ出す。今更、他人に好かれたり、長いおつきあいを求めたりする必要もない。それで万が一新しい友達・仲間ができたら素晴らしいこと。
疑似「留守」も。自分の部屋(書斎????)があればそこに一人こもって音楽やらDVDやらを鑑賞するもよし、ネットするのも、読書も。
SNSを始めるのも結構。新聞やTVへの投稿も。
売れようとか、受けようとか、人様の役に立とうとか、世の中をよくしようとか、教えてやろうなどと大それたことは考えななくてよい。そんなことは現役の考えること。”シニア”はそんなことから卒業した人。皆様のお邪魔にならないようにして、自分の自慢話や経験談を聞いて喜んでくれる人が一人でもいればお話しさせていただく。それで十分幸せ。そしてそういう人とウクライナ問題でも、家族のことでも話ができて刺激し合えたら最高。
簡単にはシニア(死にや)しねえぞ なのか、シニア(死にや)すいのか…
俺は専業主婦だった妻に「退職後は飯は俺が作る」と宣言してほぼ実行している。(洗い物は妻任せ)いい点は①メニューを考えることから嫁さんを解放してあげられる②スイーツを作ると喜ばれる(うちの場合は要求されて作る)③二人で安い食材を探し求めて毎日のようにスーパー巡りに出かけ、1,2時間歩く。悪い点と言うか微妙なところは、専業主婦にとって台所は聖域であり、それを侵すことになるのではないか?という点…洗い物まで夫がしてしまうと、専業主婦は聖域から締め出された気になりはしないか?
俺は小池百合子(の顔)が嫌いだったが、高市早苗が総裁選に出馬し一時TVによく出るようになって以降、そうでもなくなった。その百合子都知事が行っている事業に「東京セカンドキャリア塾」というものがあり、妻にこれを教えてもらって半年ほど通った。(週2回程度)これが「人生100年時代」のキャッチフレーズに乗っかって65歳以上の男女を集め、「皆さん老けこまずに働きましょう」と洗脳し、再就職の斡旋をしてくれる。そこであるコンサルタント会社を紹介され、そこと契約(人材登録して「お呼びがかかる」のを待つ)した。いわば芸者置屋のようなもの。その会社の営業が「やり手ばばあ」で、俺は客から声がかかるのを待つ芸者。俺と似たような年恰好の癖の強~いシニアが集まってそれぞれを売るにはどうしたらいいかなんてことを月に何回かZOOMで話したりしている。去年紹介動画を撮ろうなどと言いだし、恥ずかしながら俺は動画を撮った(撮られた)。幸か不幸かコロナのせいでコンサルを受けようなんて会社もなくなって、閑古鳥が鳴いてる状態。俺は別に自分が売れるとも売りたいとも思ってないので仕事にありつけなくても構わないが、そんなことより、そのコンサル会社の営業とその知り合いの動画制作会社の社長と月に1回ゴルフをやる仲になれた。これがありがたい。俺より若くて現役の人と知り合えた。百合子万歳!
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